可変排気システム

エキゾーストマニホールドは多気筒の内燃機関であるレシプロエンジンやバンケルロータリーエンジンなどにおいて複数の気筒からの排気をまとめて排気管に渡すための部品のことで、鋳鉄やステンレス鋼などで作られています。可変排気システムとは排気効率や新しい空気を充填するための効率を向上させることを目的としてエンジンの排気経路に付加される装置のことで、排気経路の途中に設置されているバルブを開閉することなどによって、複数ある排気管を切り替えたり、集合方式を切り替えることによって、排気効率や充填効率を向上させます。このシステムは排気ガスが音速を超えるスピードで熱と圧力をエンジン内部から外へと排出していて、このエネルギーを利用することによって装置が稼動しています。エキゾーストマニホールドにはこの他にも騒音や振動を抑えるという役割を持っていて、この部分を極端に短くすることによって、排気するための圧力が高まっている状態で別のシリンダーが排気を始めてしまうことになり、排気の流れが悪くなることがあります。これを防ぐためにはできるだけエキゾーストマニホールド部分を長くするなどの工夫が必要となります。自動車用の量産エンジンの場合には軽量化などのために早期の温度上昇と温度管理のメリットがあるステンレス鋼管の加工品が使用されています。

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