エキゾーストマニホールドの役割

エキゾーストマニホールド、通称エキマニは、複数のシリンダーからの排気をまとめてエキゾーストパイプに渡すための部品です。エキマニは排気の収束、マフラーは排気音の低減がその最大の役割ですが、吸入、圧縮、膨張、排気の4つの行程を経て完全な仕事をしたと言えるエンジン及び補機類においては、本来の役割のみならず、収束パターンや内部構造等の違いによってエンジンのトルク特性やパワーバンド、エンジン排気音等に多大な影響を与えることがあります。例えば高性能なエキマニの場合は、排気の流動抵抗を減少させてエンジンの体積効率を減少させることによってより大きな出力を得ることができます。またマフラーの場合は、内部のパイプの長さや太さ、小室の大きさや数を変えること、あるいはよりストレートに排気される様に工夫することによって排気効率に影響を与えます。また機種によっては排気ガスに含まれる有害成分を抑制するものもあります。
またエキマニには騒音や振動を抑える役割がある他、機種によっては排気浄化作用が期待できるものもあります。更に可変排気システムでは、コレクターパイプ内のバタフライバルブが開閉することで低回転から高回転まで安定した排気性能を発揮することが可能となります。

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